スイスのドール博物館、テディベアファンの聖地!
どうも真田です。
今回は「トイワールド・ミュージアム」について書いていこうと思います。
スイスはバーザルの中心にある「トイワールド・ミュージアム」は別名「ドールハウス博物館」と呼ばれ、世界中の人形、ミニチュアなどの貴重なコレクションの数々が6000点以上も展示されているそうです。
そんなにいっぱいあるなら呪いのアイテムとかも平気で飾って・・・ないですよね(苦笑)
しかしながらそういう曰く付きも揃ってそうな程のほどの展示品、まさに「人形たちの世界」ですね!
ミュージアムは1階から4階まで、そのほとんどがクマのぬいぐるみに埋め尽くされているそうです。
その数なんと2500体以上!
ドイツ、アメリカ、イタリアなどなど・・・様々な国で生まれたクマが展示されています。
100年という年月を生き抜いた(?)歴戦のクマから現在人気のテディベア作家さんの新しい作品と、テディベア歴史館の面も持っていますね。
展示室に置いてある持ち出し禁止のカタログを見れば、商品名・製造メーカー・国名・製造年・特徴が記されているそうです。
テディベアの元祖「シュタイフ社」製のクマは主に4階にいるようです。
やはり原初のテディベア、一度は見て見たいものですよね。
さらに創業者である「ルガレーテ・シュタイフ」氏は蝋人形となって、「リトル・エレファント」と共に展示されているそうです。
また不定期ですが、テディベアの着ぐるみも出現するらしく、運良く出会えたら記念撮影してみてください!
さてさて、このミュージアムが誇るのは、ただ展示品の数が多いというだけではありませんよ。
数もさることながら、まるで生活のワンシーンを切り抜いたかのような展示スタイルを取っていて、そこに訪れた方々を楽しませてくれます。
ハグしていたり、じゃれあっていたり、クマたちの授業風景、カーレースをしていたり、はたまたお風呂に入っていたり・・・
クマ一体一体に命を吹き込もうと工夫されている跡が随所に感じられます。
本来博物館とは整然としており、静かな空気に満ちていますが、ここでは雑多に溢れ、更にそこに物語性を加えて個性を演出しています。
もはやそこは「クマたちが暮らす世界」の有り様。
内部は薄暗く、展示品を照らす明かりでその世界にどっぷり浸かってしまいそうです。
もちろんクマ以外の展示品も一味違います。
「ドール全盛期」と呼ばれる1870〜1920年ごろのドイツ、フランスで作られた作品の大半を見ることができます。
顔の部分が陶器で出来ている繊細な人形たちが1000体以上。
流石にそんな人形たちにクマたちと同じような展示の仕方は無理ですが、そのクマたちと混じって直立で立っている姿はまるで写真を撮っているかのよう。
そのほかにも日本のこけし、雛人形なども多く並んでいて、着物姿や兜をかぶったクマもいるそうです。
ちなみにこのミュージアムの入場券には、何パターンかのデザインがあり、ひとつは雛人形の写真が使われているそうです。
2014年には日本とスイスの国交150年を記念して、日本の人形や工芸の特別展が約半年にわたり開催していました。
日本とは非常に良い関係を築いているみたいで、また何かしらのイベントをするかもしれませんね。
さらにこのミュージアムですが、人形の他にも小道具もいっぱい揃ってます。
ドールハウス・コレクションはここでしかみられないものも多く、19世紀から20世紀にかけての人々の生活再現されています。
特にフランスの陶器に入った薬が陳列されている薬屋、ちゃんと作業台や小麦粉まで再現されているパン屋など。
そこに確かに命が吹き込まれていて、人々が動き出しそうなほどの活気を再現しています。
展示に必要な小道具のミニチュアも、このミュージアム独自のものも多いそうです。
さらにアンティーク家具だけを集めたコーナーもあって、珍しいデザインのものも多いです。
メリーゴーランドなどのアトラクションのミニチュアもあったりしますね。
ボタンを押すと実際動くので、これまたぜひ写真に収めたい光景が広がりそうですよね!
最後にショップについて
テディベアや絵葉書、財布などなどのクマのキャラクター商品がいっぱい!
本物のミニチュア家具もここで販売していたりします(結構値は張りますけどね・・・)
ショップは入場券なしでも入れるので、記念やお土産に買いに行くだけでも十分に楽しめますね。
トイワールド・ミュージアムには他にも伝えきれない魅力があります。
旅行に行くのにどこに行こうか悩まれてる方はぜひ一度訪れてみてください!
それでは最後まで閲覧ありがとうございました!