全遊志日

全てを遊びと共に志す日々!ということで「遊び」をテーマにした題材を取り扱っていきます!

実写ジョジョ、続編製作決定にも関わらず成績がよろしくない模様!

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どうも真田です。

今回は「実写版・ジョジョの奇妙な冒険」について書いていこうと思います。

 

まず実写したジョジョは、第4部「ダイヤモンドは砕けない」ですね。

これ自体についてはナイスチョイスだとは思います。

 

第4部は杜王町を舞台にした話の造りをしており、人気のある第3部のように各国を移動したり、様々な場所による戦闘の表現。

なにより日本人キャストを起用しづらいものにするよりは・・・と思います。

 

ロケ地はモデルであった仙台ではなく、スペインでしたが、下手にこだわってコスプレイヤー映画になるよりは良かったのではないかと。

 

最初は杜王町に引っ越してきたばかりの広瀬康一神木隆之介さんから始まります。

引っ越してきたという違いがありますが、康一のハマってる漫画「ピンクダークの少年」を直してるシーンを見ると、好みなどはちゃんと設定を反映してますね。

強いていうなら康一本人はもっと背が小さいはずですが、そこのところは言い出したらキリがないですね。

重ちーとか更に小さいから小人でも連れてこないと演じられないですしね。(苦笑

 

出だしも多少違いますが、新品のマウンテンバイクにのってご機嫌だった康一が、チンピラ風の学生絡まれ、東方仗助登場の大筋は変わってなかったですね。

肝心の仗助はあの特徴的な髪型と顔がちょっとミスマッチというか・・・

山崎賢人さんの優男風の顔は、仗助とはちょっと違いますね。

 

195cmある大男の設定も、日本人では中々難しいですけどね。

それと承太郎と邂逅のシーンで女学生にジョジョ先輩と呼ばれてますが、元々仗助はジョジョと呼ばれたことがほぼありませんでしたし、原作見てる方からすれば違和感全開ですね。

 

 

その後はチンピラにリーゼントを貶され、プッツンして殴るお馴染みの展開でした。

チンピラに壊されたバイクを直してくれる優しい一面が足されていて、初見の人にも仗助がどういう性格か掴んでもらおうと努力してるように見えました。

 

そして学校に登校した康一を待ち構えるのは山岸由花子小松菜奈さん。

原作では康一がエコーズ発現後に登場してきますが、今回はかなり最初の方で出てきました。

由花子の方は比較的似ていると感じましたね。

雰囲気とかよく出てると思います。

 

初っ端から由花子特製の宿題に軽く引く康一。

あのびっしり書かれた問題には私も若干引きましたが、「あー、これ由花子だよねー」と思える出来事でしたが、最初から由花子節全開なのもおかしい気がしますけどね。

康一に一目惚れしてるわけでもないですし、なんだか違和感。

 

そしていよいよ空条承太郎=伊瀬谷祐介さん。

最初見たときは「え?誰?」というのが素直な感想でした。

承太郎もこのときは28歳ですし、若い方を起用するよりは・・・まあアリといえるのでしょうかね。

多分何度も見てれば慣れるんじゃないかな?とは思います。

 

 

そして 肝心のスタンド能力の出来は素晴らしいの一言でした。

スタープラチナもクレイジーダイヤモンドも格好よさがよく出ていて、バッド・カンパニーやアクア・ネックレスも非常によくできていて、原作ファンも納得できる程でした。

特にバッド・カンパニー戦は凄かったですね。

 

やはり惜しむらくはキャスト、物語の改変された部分ですかね。

レッド・ホット・チリ・ペッパーは登場せず、いきなりのシアー・ハート・アタックの乱入。

億泰・形兆戦で出てこられては、チリ・ペッパーのくだりのお話は大半カットが濃厚になってしまいますね・・・。

スタンド能力の方も違うスタンドがいるみたいですし、ここはなんとも言えませんね。

 

最後に、ジョジョの独特なビジュアル、雰囲気は実写で表すのは難しいと感じます。

特に相当な人気の誇るジョジョでは、かなり辛口な意見も多いことでしょう。

 

それでも再現しようとする努力はしているみたいですね。

日常会話などもちゃんといい味出してましたし、ドララやオラオラはイマイチでも億泰や形兆の人は演技で引っ張ってくれていますし、必ずしも悪い映画ではないです。

 

ただ、これは続編を作る程の出来でもない、といえるのが事実ですね。

原作ファンにとってはジョジョと呼ぶには難しい、と思われる方がいるのも当然です。

それでも素晴らしい点もありますので、続編は吉良などのまだ出てきていないキャラに期待してもいいかもしれませんね。

 

それでは、最後まで閲覧ありがとうございます。